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「無防備宣言都市活動」?
2005/12/27 23:57
以前書きました「無防備宣言都市活動」について
コメントやメールでご意見頂きましてありがとうございます。


平和活動なんだから、いいじゃん」とか

何か問題あるの?」とか

否定するなんてけしからん

なんて言うご意見が多いのかと思ってたのですが、
意外に肯定するご意見皆無で

おかしな所が多いですね」とか

何がしたいのか良くわからない」とか

過激なところだと、「国を売る活動だ

なんてご意見もありました。

私自身も、活動趣旨や活動団体のHPを拝見したのですが、
「?」な部分が多く、誰の為の何の活動なのかが良くわからない、
と言うのが正直な感想でした。


では、何が「?」なのか、
何が、一部の方がご意見を寄せて下さった「国を売る活動」なのか
考えてみたいと思います。
そもそも、この「無防備宣言都市活動」何を目指しているのか
どんな活動なのかを私が読み取れた範囲で概要を書いてみます。

ジュネーブ諸条約追加第一議定書(1979年)第59条
この規定を活用し、戦争不参加の意思を表し、地域の非戦闘化して、
有事の際には、自治体が無防備地域を宣言し、戦争状態から離脱して
地域住民の生命財産を戦果から守りましょう

と言うことらしい

フム、住民の生命と財産を守ろうと言う尊い活動ですね

先を続けましょう

その為に、署名活動をして地方自治体に
「無防備都市宣言」をさせましょう!
と言うことらしいです。

はい、すばらしいですね
ぜひ私も署名させてもr(ry

と、思ったのですがその前にど頭に出てきた
ジュネーブ諸条約第一追加議定書59条
って何なんだろう・・・具体的な規定の内容は?

第五十九条 無防備地区

1 紛争当事者が無防備地区を攻撃することは、手段のいかんを問わず、禁止する。
2 紛争当事者の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近又はその中にある居住地区であって敵対する紛争当事者による占領に対して開放されるものを、無防備地区として宣言することができる。無防備地区は、次のすべての条件を満たしたものとする。

(a)すべての戦闘員が撤退しており並びにすべての移動可能な兵器及び軍用設備が撤去されていること。
(b)固定された軍事施設の敵対的な使用が行われないこと。
(c)当局又は住民により敵対行為が行われないこと。
(d)軍事行動を支援する活動が行われないこと。

3 諸条約及びこの議定書によって特別に保護される者並びに法及び秩序の維持のみを目的として保持される警察が無防備地区に存在することは、2に定める条件に反するものではない。

4 2の規定に基づく宣言は、敵対する紛争当事者に対して行われ、できる限り正確に無防備地区の境界を定め及び記述したものとする。その宣言が向けられた紛争当事者は、その受領を確認し、2に定める条件が実際に満たされている限り、当該地区を無防備地区として取り扱う。条件が実際に満たされていない場合には、その旨を直ちに、宣言を行った紛争当事者に通報する。2に定める条件が満たされていない場合にも、当該地区は、この議定書の他の規定及び武力紛争の際に適用される他の国際法の諸規則に基づく保護を引き続き受ける。

5 紛争当事者は、2に定める条件を満たしていない地区であっても、当該地区を無防備地区とすることについて合意することができる。その合意は、できる限り正確に無防備地区の境界を定め及び記述したものとすべきであり、また、必要な場合には監視の方法を定めたものとすることができる。

6 5に規定する合意によって規律される地区を支配する紛争当事者は、できる限り、他の紛争当事者と合意する標章によって当該地区を表示するものとし、この標章は、明瞭に見ることができる場所、特に当該地区の外縁及び境界並びに幹線道路に表示する。

7 2に定める条件又は5に規定する合意に定める条件を満たさなくなった地区は、無防備地区としての地位を失う。そのような場合にも、当該地区は、この議定書の他の規定及び武力紛争の際に適用される他の国際法の諸規則に基づく保護を引き続き受ける。


が第一追加議定書第五十九条の引用となる訳ですが
合わせてジュネーブ諸条約も読んでみました。

ふ~む、活動の内容と照らし合わせると妙な所がいっぱい・・・

まず、紛争時に適応される条約なのね

んで、追加議定書の中身を要約すると
「紛争相手から無抵抗で占領される事を宣言することができる。宣言され、その条件が守られている地域を攻撃してはいけない」

はて・・・現在、我が国は何処かの国と紛争中だったかな・・・?
更に、「無抵抗で占領される」占領が前提にあるわけだ?

占領した紛争相手国が統治を行ってはならない
って記述もないようだし

なんか、怪しくなってきたぞ・・・
もうちょいよく考えよう、、、

特に紛争状態でもないのに、なぜ宣言?
差し迫った危険から地域住民守るための人道的条約じゃないの?

無抵抗で占領された場合、紛争相手国が必ず条約守ってくれるの?
占領地域を橋頭堡にして、戦略を有利に進める事も
できるような気がしますが・・・

疑問点は山ほど出てきます。

なんか、いざとなった時に益より害の方が大きいのじゃないか?
活動されてる方々は占領後の事って考えてるのだろうか・・・
我が国の周辺国を考えると、「占領されたくないなぁ」と思わざる得ない国が多い


活動団体の方々の言いたい事もわかる気はします。
理想を掲げるのは大事だと思います、
しかし、理想に酔ってはいけないと思いますよ。

先の大戦のように、「非戦闘員まですべて投入して徹底抗戦!」
などと言う愚挙を起こさせないように、
住民の生命、財産が脅かされるような、
「有事の際、差し迫った危機を目の前にした時は、自治体は其の宣言をしなければならない」
と条例に定めよう、と言うなら分かりますが・・・

活動内容見てると「わが国信用できないので占領してくださ~い」
と言っている様に見える。

国防は国の義務であり、その国の主権は私たち国民にあるのですよ?
議会は国民の代表であり、国の意思決定機関であるわけですから。

そして紛争とは国家間で、それぞれの主張が噛み合わずに、
最終的に武力で相手を屈服させる以外に道はないと判断した場合に取られる手段です。

まずは紛争の原因となる問題の解決に力を注ぐべきではないのでしょうか?

また、紛争相手の主張が間違えているならば、それを正すのも
国際社会の一員として大事な義務であると思います。

宣言すれば「平和になります」「戦争に巻き込まれません」
と耳当りは良いですが、平和への努力とは相手の要求を無抵抗に受け入れる事ですか?

平和は尊い物です、ですが今の世界はとても平和とは言い難い
平和を実現しようと言う考え、行動はすばらしいことだと思います。

ですが、私は「理想の陽に照らされ、現実の道をしっかりと歩む
そうしてこそ、本当に理想に近づくことができる物だと思います。

この問題、単に「戦争と平和」と言う事だけでは無いと思います。
興味をもたれた方が居ましたら、考えてみてはいかがでしょうか。。。




さて、普段のLuck&Pluckの中身とはだいぶかけ離れてしまいましたが、
考えさせられる事柄であったので、この場をお借りしました。

長々お付き合い頂いた方、ありがとうございます。<(_ _)>

この後ネタいきますよ~w
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コメント
■管理人のみ閲覧できます
2005/12/28 18:11
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| # | [内容変更]
2005/12/29 14:56
多数決という見方では決議対象にならない問題も山積みだろうし、このテーマに関してはかなり相対性があることも否めないような気がする。
例えば、紛争があるからこういう条例も存在する。
この条例の内容に疑問を抱く前に、紛争ありきとして条例が制定されたことに全国民が気付く必要があるのかもね。
URL | 園長 #- | [内容変更]
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